愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター

Geodynamics Research Center, Ehime University

News最新情報

  1. お知らせ
  2. 研究成果
  3. セミナー
  4. 採用情報
  5. PRIUS

Research Highlights研究ハイライト

地球の奥深くで繰り広げられる元素のかくれんぼ(2025.4.12)

消えた窒素:地球形成時の核とマントルの分離が地球の揮発性元素分布にどのような影響を与えたか研究のポイント・第一原理計算法に基づく高精度シミュレーションの方法を用いて地球マントルと核の間での窒素の分配率を予測・マグマオーシャン深部において窒素は熔融ケイ酸よりも液体鉄に溶け込みやすい性質(親鉄性)を

高圧含水鉱物の変形によって起こる地球マントル深部の地震波異方性(2024.10.21)

高温高圧下のD相の変形誘起結晶選択配向【研究のポイント】・地球のマントル深部の温度圧力で高圧含水鉱物D相の変形実験を行ないました。・D相の変形では底面((0001)面)に沿ったすべり変形が支配的であることが分かりました。・D相の変形によって生じる結晶選択配向がマントル深部の地震波

地球下部マントル鉱物の熱伝導率に関する最新のレビュー(2024.9.2)

地球下部マントル鉱物の格子熱伝導率(κlat)は、地球深部のダイナミクスや熱的歴史を理解するうえで鍵となる物理量の一つです。愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター・鉱物物性理論グループに所属する私(出倉)は、土屋センター長とともに10年以上にわたりマントルのκlatの第一原理研究を推進しています。

アルミに富む沈み込みプレートがマントル深部に水を運搬(2024.8.7)

アルミニウムに富む超含水相の弾性波速度測定により沈み込み帯の下に含水マントル領域が存在することを示唆【研究のポイント】・地球マントルの水運搬を担う鉱物である超含水相B(SuB)のアルミニウム含有相の高圧・高温条件下での弾性波速度測定を行った。・アルミニウムの含有によって、含水量に伴っ


TOP