2011年の国際リソスフェア計画(International Lithosphere Program, ILP)のFlinn-Hart賞の受賞者に、GRCで西原遊上級研究員と研究をすすめている、上級研究員センターのDirk Spengler研究員が選出されました。ILPは1980年に国際地質科学連合(IUGG)と国際地測および地球物理連合(IUGS)の要請により、国際科学会議(ISCU)が組織したプログラムであり、リソスフェアの性質・ダイナミクス・起源・進化を、地質学と地球物理学の学際的研究により解明するための国際的な研究計画を企画・実施しています。Flinn-Hart賞は、ILPの関係する固体地球科学分野における優秀な若手研究者に授与される賞で、その前身のFlinn賞(1991年に設置)を含めて、過去約20年間に11名が受賞しています。Spengler研究員の受賞は、我が国の研究機関からは初めてであり、授賞式は4月にウィーンで行われる、ヨーロッパ地球科学連合(EUG)会議において行われる予定です。           
         
         
          
Spengler研究員にFlinn-Hart賞
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