GRC地震学研究室に研究員として2年半あまり滞在し、昨年帰国したスペイングラナダ大学のInmaculada Serrano博士とGRC趙らの論文 (Seismic tomography from local crustal earthquakes beneath eastern Rif Mountains of Morocco, Tectonophysics, 367 (2003) 187-201)が、 今年2/24にモロッコで発生した大地震(M6.4、死者600名以上)と関連してスペインで大きな注目を集めています。同論文はGRCの高分解能地震波 トモグラフィーをモロッコのこの地震断層付近に初めて適用したものであり、断層付近の地震波速度異常に関して報告していました。
 Serranoさんらの論文内容はスペインの全国紙「LA VANGUARDIA」で紹介されるとともに、愛媛大学における生活も紹介されています。 また、SerranoさんはTV出演もするなど、一躍時の人となっているとのことです。

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写真1:LA VANGUARDIA紙に紹介された論文
写真2:愛媛大学での研究生活の紹介
写真3:GRC地震学グループの研究風景(左端がSerrano博士)

      

GRC研究員、2/24モロッコ大地震震源域を予測
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