　　GRC超高圧グループでは、住友電工エレクトロニクス・材料研究所との共同研究の結果、超高硬度ナノ多結晶ダイヤモンドの大型化に成功しました。このダイヤモンドは、10ナノメーター（1ナノメーターは百万分の1ミリ）程度のダイヤモンド微粒子が固く結合したもので、世界で最も硬いダイヤモンドとして2003年に入舩GRCセンター長らによりNature誌に発表されました。今回4mm程度の大きさの、高い透明度を有するNPDを合成する技術を開発し、得られたダイヤはヒメダイヤ（HIME-DIA: Highly Incompressible and Mechanically Endurable Diamond, 高硬度高耐性ダイヤモンド）と名づけられました。今後超高圧発生装置への応用や、精密加工などの産業利用が期待されています。
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※2006.6.8写真更新
　　　　　