GRCの土屋卓久准教授は、10/22-10/25にポーランドの古都Cracowにあるポーランド教育大学で行われた「地球科学における第一原理計算ワークショップ」に日本人で唯一フルサポートで招待され、同准教授がこれまで行ってきた地球深部物質の第一原理研究について、方法論から具体的な研究例の紹介まで総合的なレビューをおこないました。他にドイツGeoforschungszentrum PotsdamのSandro Jahn氏や、実験家である米国Yale大学のKanani Lee氏などの招待講演があり、モデルポテンシャル法による大規模シミュレーションや、シミュレーションと実験の融合などについての最近の話題が提供されました。また、主催者であり直接法によるフォノン計算の権威であるKrzysztof Parlinski教授による格子振動論に関するレクチャーとともに、初心者向けのチュートリアルや実際に計算機を使用しての体験学習などのプログラムもおこなわれました。なお、土屋准教授はこのあと、GRCと学術交流協定を結んでいるドイツのバイエルン地球科学研究所を訪れ、最新の研究成果に関する講演をおこないました。



EU地球深部教育研究(c2c)にて招待講演
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