GRCの入舩センター長に、日本高圧力学会の平成21年度学会賞が授与されることになりました。日本高圧力学会は、高圧力を手段として用いる物理学、化学、地球科学、生物学、材料科学など様々な分野にわたる学際的学会で、毎年1回「高圧討論会」と称する討論会と総会を開催しています。第50回を迎える今回の高圧討論会は、国際高圧力科学技術協会(International Association for the Advancement of High Pressure Science and Technology, AIRAPT)の第22回総会と共催で7月26-31日に東京で開催されます。高圧力学会賞は同学会の最高賞で、高圧力の科学・技術の進歩に貢献し,内外から高い評価を受ける顕著な研究成果を収めた者の中から毎年1名以内選ばれ、入舩センター長が8人目の受賞者となります。同センター長は、AIRAPTのBridgman賞受賞者であるカーネギー研究所R. Hemley教授とともに、会議の初日にそれぞれ1時間の受賞記念講演をおこう予定です。会議中には、AIRAPTのJamieson賞の受賞が決定したGRCの桑山助教の受賞記念講演も7月30日に予定されており、今回の国際会議における3つの記念講演のうち、2つがGRCの研究者によるという快挙となります。




        
     
入舩センター長に日本高圧力学会賞
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授賞式での入舩センター長。左は功労賞を授与された白岩千賀子同学会事務局員