平成22年9月23日(木)〜25日(日)に島根大学(松江市)で開催された日本鉱物科学会2010年度年会にて,井上徹教授に日本鉱物科学会賞が授与されました。授賞題目は「マントル鉱物に及ぼす水の影響に関する高温高圧実験による研究」で, 地球深部における水の挙動に関する先駆的な研究業績が高く評価されたものです。同学会は、それぞれ約60年と約80年近い歴史を持つ、日本鉱物学会と日本岩石鉱物鉱床学会が平成19年に統合されて発足した学会です。学会賞は,鉱物科学および関連分野において顕著な業績をあげた研究者2人程度までに授与されますが,今回の受賞者は井上教授1人でした。 授賞式は,9月24日に開かれた同学会の総会におこなわれ,引き続き同教授および2人奨励賞受賞者による,授賞記念講演会が開催されました。


         
          
井上徹教授に日本鉱物科学会賞
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