地球深部ダイナミクス研究センターを中心としたグローバルCOEプログラム「先進的実験と理論による地球深部物質学拠点」では、拠点内外の研究者・博士課程学生を対象としたキャリアアップ公開講座をシリーズで開催しております。
第4回として、無細胞生命科学工学研究センター(CSTRC)センター長の遠藤弥重太教授にお話いただきます。CSTRCは愛媛大学の先端研究センターとしてCMES、GRCに次いで設立された、生命科学工学分野における国際的な研究教育拠点です。特に遠藤教授が開発した小麦胚芽を用いるたんぱく質合成技術は、国際的に極めて高い評価を得ており、我が国におけるポストゲノムの最重要技術の1つと目されています。
講座では、このような技術の開発に至った経緯、独創的研究者としての心構え触れつつ、たんぱく質科学の最前線について語っていただきます。
学内の教員・研究員・大学院生の皆様のご参加を歓迎します。
※ポスターはこちらへ
『タンパク質をつくる』
講師:遠藤彌重太 教授 (無細胞生命科学工学研究センター長)
日時:7月26日(月) 14:30-15:30
場所:理学部講義棟302講義室
<概要>
遺伝子情報翻訳機構を中心とする生物化学研究の概要を解説するとともに、核酸・
タンパク質に焦点を絞った生命科学研究の現状と将来を展望してみたい。
<内容>
1. 生命の中心協議
2.遺伝子情報の翻訳反応(タンパク質合成反応機構)の研究
(リボソームRNAの機能・構造の発見)
3.固体の生命を保証する細胞の自殺システムの発見
4.タンパク質合成法の確立とその応用
5.デジタルバイオロジーの提案
連絡先:愛媛大学教育研究高度化支援室(地球深部ダイナミクス研究センター)
山田 朗(e-mail:yamada@sci.ehime-u.ac.jp, tel:089-927-9651)
第4回グローバルCOEキャリアアップ公開講座